弊社は、得意分野である超音波技術を発展させ、市場では不可能であったアモルファス系硬化物質のミクロン単位での加工技術の開発に成功しました。スマートフォン等に使われている現在の化学強化ガラス加工は、課題の多い技術しか存在せず、コストが高く、そこには標準といわれる技術は存在しません。

今やスマートフォンやタブレットは先進国のみならず、新興国においても急速に普及しています。しかし現代において、ひとつの企業がそのビジネスモデルをすべて単独で実行するためには、多大なコストと時間を要します。これからのビジネスモデルは協業と分業を組み合わせて加速度をつけることがポイントです。我々が考えるビジネスは、これからのわずか数年間が勝負であり、そのためにも研究開発から製造普及段階までの協業モデルが何より重要と考えています。

短期間での大量の生産が販売価格を抑え、グローバルに普及している現在の強化ガラス加工の常識を覆すことは間違いありません。現在の生産性の低い非効率な「標準」というものが、今後、弊社の技術によってその根底から変革される日がくる、我々はそれを確信しており、その実現を目指したいのです。我々の技術をコピーできるほどの高い技術をもった企業は未だ存在していません。たとえ将来に同様の技術開発に成功したとしても、我々の特許技術が「国際標準」となるべく、スピードを重視した事業展開を目指しています。

研究開発力に自信をもつ我々CERONは、現在の市場に対して、誰も実現したことのない、画期的な技術をもって、継続的に世界市場をリードしていきたいと考えています。

代表取締役社長　保坂 功